原作読了済。
小説で読んだ時の雰囲気が映像化されてて凄いと思った。ぬいサーの人たちの、何か言うことで傷つけてしまうんじゃないか、いや言わないことで傷つけることもあるよな、みたいなことを考えながらこ…
「誰も傷つけたくない」と言いつつ、その意見の表明が誰かを傷つけることもあるよなあと思う映画だった。自分が男性であることによって誰かを傷つけることが怖い。痴漢をされるなんて辛すぎる。そんな過度な感傷が…
>>続きを読むこの映画には、
カメラの視点(客観)と、登場人物の視点(主観)と、ぬいぐるみの視点と、お化けの視点があるなと思った。
カメラの視点は、言い換えれば等しくお化けの視点である。とも言えるが、
映画の繋…
正直、共感は全くできなかった。
ただ、画の繋ぎやなんてことない実景など、必ず動きがあるものを入れてたり、冒頭部分の風呂場→告白→風呂場の繋ぎはうまいと思った。ぬいぐるみが落ちる水たまりの音から、湯船…
中々言えないこと、辛いことを、人形に話すことで自分を守ったり、安心を求めている、その場所がぬいサーなのかなと思いました。
安息地みたいなものだけど、不安定さは確実にあって葛藤も感じました。
ぬい…
恋愛の好きという気持ちがよくわからない七森が麦戸や大学の「ぬいぐるみサークル」の仲間と心を通わせていく物語。
ぬいぐるみに話をしたり、話を聞いたり。みな個人的な悩み事や傷を吐露していく。ぬいぐるみ…
左京区と立命館とを両立させようとするのは欲深いと思う。なぜ私がこんなに方言や地方表象にこだわるのかはっきりとはわからないけれども、方言はそこに私や私たちがいることの指標になっていて、だから無くなって…
>>続きを読む© 映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」