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夜霧よ今夜も有難うのぉゅのレビュー・感想・評価

夜霧よ今夜も有難う(1967年製作の映画)
3.3
2020年 鑑賞
アメリカ映画の「カサブランカ」(42)を翻案した、石原裕次郎さんと浅丘ルリ子さんの主演による作品。監督は江崎実生さん。
主題歌の「夜霧よ今夜も有難う」も大ヒットし、裕次郎さんの代表曲となった。

“この作品を、亡き父と一緒に観たかった作品 part2“
私の中では、石原裕次郎さんは浅丘ルリ子さんとペアのイメージ(渥美清さんも当然だが)が強い。この作品の影響か?
二谷英明さん、梶芽衣子さんの姿もあり、感動!

裕次郎さんとルリ子さんが、以前に婚約を約束をしていたが、ルリ子さんが裕次郎さんに出会いに行く途中で、交通事故により会えず、裕次郎さんはずっと待っていたが... 長い間彼女を探し待っていたが、結局はそこでバーを営み、裏では非合法に船で外国へ送る稼業を行なっていたが... ある日、裕次郎さんのバーで、夫を連れたルリ子さんと出会い...

警察の取り調べのシーン以降が、私には笑ってしまうシーンだった... なんか “不自然” と “出来過ぎ” の連続で...

でも、教会のシーンは好き。あの告白、裕次郎さんの眼力、ルリ子さんの演技、がお見事だった!
“ここは戦場だ!逃げることが優先だ“
ボクシングの試合と平行し、警察や極道をも巻き込んだ大捕物に発展。色恋沙汰も昭和感満載!意外と最後はグッときた。「夜霧よ今夜も有難う」の歌詞も響いた。そういう一面があったのね!

裕次郎さんの「夜霧よ今夜も有難う」の歌声が綺麗で、男ながらうっとりした。たった一度だけ父の歌声を聴いたことがある。それが石原裕次郎さんの「霧の摩周湖」だったんだが、その歌声を鮮明に思い出した...





ような気がした...

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