ナン・ゴールディンはこの映画で知った写真家さんだけど、とても良かった。
バーテンや売春婦など様々な仕事を経てアート界の大御所となり、自身もオピオイド薬害の被害者である彼女が先頭をきって、巨大財閥サックラー家を相手に戦う姿。そして華やかで壮絶な彼女の半生を追うドキュメンタリー。
METでは薬の容器を投げ、グッゲンハイムでは処方箋を模した紙を大量にばら撒く。1つ1つのパフォーマンスが洒落ていながらもインパクトがあって、デモ慣れしてない日本人には一生できないんじゃないかと思った。しかもその効果がしっかり出ていてすごい。ナンもその支援者達も理性的でかっこよかった
日本も全くもって他人事じゃないなと思うシーンがたくさん…