誰かの半生を綴ることと写真家という職業とはやっぱり親和性が高くて、それだけでそこいらのドキュメンタリーとは一線を画してると思う。語らずともラウドマイノリティの文化と歴史とが明確な輪郭をもって浮かび上がる
オピオイド危機のあれこれについて何も知らなかったけれど、ついこの間イギリスで10の美術館を巡ったから無関係とは思えなかった。ナショナル・ギャラリーに行ったあの時、テート・モダンに行ったあの時、サックラーの名前は既になかったんだ!最初と最後、同じ館内でも景色は全く違って見えているんだろうと思って涙ぐんでしまった