2024年劇場観賞11本目
いやー最高にクールで素晴らしいアーティスト
ナン・ゴールディンと、最低最悪の麻薬性鎮痛薬「オキシコンチン」そして、それを販売したサックラー家のことを知った、とんでもないドキュメンタリー映画だった。
ナン・ゴールディンらの活動によって、メトロポリタン美術館が、「サックラー一族からの贈り物はすべてお断りする」と発表しあとに、
次々と他の美術館も声明を出すくだりに歓喜したし、救われた。
また抗議行動自体は強烈なのに
アーティスティックな演出に感嘆する!
薬のケースやフライヤーひとつ
とってもお洒落。さすが!!
こんなアート作品のような
抗議行動を日本でも
やれればと思うし、
この手の社会派映画を
大手シネコンで
長期上映するような
日本になってほしいという
思いが込み上げる。