薬物中毒を告発する写真家ナン・ゴールディンの活動と半生のドキュメンタリー。製薬会社を経営するサックラー家は慈善活動家でもあり、美術館や芸術活動に寄付をしているが、自社のピオイド系の鎮痛剤オキシコンチ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
記憶違いでなければ、ナン・ゴールディンのインタビュー映像は使っていない?
声だけを使って、独白のような自分史のような作りになっている。
オピオロイドを巡る物語へ繋がることで、彼女の存在と思想が過去か…
誰かの半生を綴ることと写真家という職業とはやっぱり親和性が高くて、それだけでそこいらのドキュメンタリーとは一線を画してると思う。語らずともラウドマイノリティの文化と歴史とが明確な輪郭をもって浮かび上…
>>続きを読むナン・ゴールディンの活動は一貫している。どれだけ社会が無慈悲で、そのことに諦念をもっていても変わらず慈しむこと、挑むこと。撮り続け、見つめ続けること。最終目的は叶いようがなくとも、アクションそのもの…
>>続きを読む好きか嫌いか、で言ったら決して好きな作品ではない。でも、凄いか否かと聞かれれば間違いなく凄いという作品。
オキシ乱用撲滅のために立ち上がった活動家ナンのドキュメンタリーフィルムとしてトレイラーから受…
ナン・ゴールディンのことをよく知らないままに予告で惹きつけられて見た
姉のバーバラの記憶、そのことを語るナンの声
でもきっとバーバラの死が起点になった、彼女の写真家、芸術家としての人生
彼女たちの…
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