写真家ナン・ゴールディンがアメリカのオピオイド問題に立ち向かう姿を追ったドキュメンタリーである。
わたしはナン・ゴールディンのことを全く知らなかったのだが、ロマンスとセクシュアリティの美学を持…
無茶苦茶良かった!
マイノリティとして、サブカルチャーの中で生き残って来た写真家のナン・ゴールディンの現在とこれまでの闘い。
家族に仲間達、自分のアイデンティティまでも社会の無関心や不寛容に脅かさ…
ナンという写真家の活動ドキュメンタリー
主にオピオイドで富を築いたサックラー製薬が美術館への寄付という形での慈善活動への抗議活動。
最初の一館から多数の美術館が連鎖反応をする所が現実感ある。
寄付…
ヘビー級の内容で観終わってぐったりしました。決して楽しい映画ではありませんが、それでも人間の勇敢さと、その勇気に社会が少しだけ応える様子にホッとさせられます🙂
アートシーンには疎いのですが邦題のイ…
今年の本命の一本。
ナン•ゴールディンが今まで戦ってきたことと、サックラー一族への抗議活動を並行して述べていく構成は面白かった。
オキシコンチンに関しては自分たちは被害者だと主張しているが、若い頃…
自分を形成するのは親であり育ち方
薬害事件は酷するし許されない
芸術で社会を動かすことができたのはよかった
ただエイズの問題と今回の薬害事件を無理やり結びつけている気がした点、被写体への無意識の暴…
アーティストが政治的な発言をしてはならない、という言説がいかに的外れか、ということをよく分からせてくれる。ナンとその抗議活動の様子と、ナンの半生を振り返るパートを交互に映す構成は、生きること自体が個…
>>続きを読む「オピオイド危機」とは、中毒性の高いオピオイド系の医療用鎮痛剤の過剰摂取問題のことだ。オピオイドは50万人の人々を死に至らしめたとしてアメリカでは社会問題と化している。そんな「オピオイド危機」に挑…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
傑作。数十万人が中毒や合併症で亡くなったオピオイド系の薬剤をその危険性を知っていながら販売し続けて巨万の富を得たサックラー家と世界有数の美術館のつながりを暴くドキュメンタリーとなっている。美術館など…
>>続きを読む(C) 2022 PARTICIPANT FILM LLC. ALL RIGHTS RESERVED.