熊は、いない/ノー・ベアーズに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 3ページ目

「熊は、いない/ノー・ベアーズ」に投稿された感想・評価

20231029新宿武蔵野館で視聴。
パナヒ監督の映画で、フィクションとノンフィクションが入り混じったような映画。監督自身、この映画が上映後、イラン政府に捕まっている。保守的な村の様子は、外観も含め…

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yadokari

yadokariの感想・評価

4.2

先日観た『君は行く先を知らない』の監督の父親の映画。父親はイラン映画の存在を世界に示したキアロスタミの系譜で、素朴なイラン人の情景の中にキアロスタミの頃よりもナショナリズムが目立っている映画を撮って…

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ジャファル・パナヒ監督はイラン政府から映画製作を禁じられているが、極秘でドキュメンタリー映画の撮影を続けている。撮影地はトルコで、偽造パスポートを使い国外逃亡を計画する一組のカップルに密着しているも…

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最初は辺鄙な村を訪れた映画監督のほんわか田舎村コメディに見えるんだけど、監督が村人の写真を撮った事によってその村のトラブルに巻き込まれてしまい、次第に笑えない状況に…辛い…
イラン国外への外出を禁じ…

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花椒

花椒の感想・評価

4.2

イランのジャファル・パナヒ監督が本人役で主演。
あらすじ読んで興味がわかなかった人もこの監督がどんな人でどんな状況でこの作品を作っているか調べたら興味が湧くのでは?

トルコとイランが隣接してるのは…

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イランとジャファル・パナヒ監督の文脈をもとに読む映画。
熊ほど分かりやすく、目に見える脅威がいればいいのにとラストを見て思ったが、熊はいないらしい。

ただ、自分が無知すぎてこの映画の凄みを全然理解…

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deadcalm

deadcalmの感想・評価

4.3

しきたりとは何なのか、伝統的価値観とは何なのか。それによって自由を奪われる必要はあるのか。不幸にならなければならないのか。「熊が出るから行っちゃいけない」というが、本当に「熊」はいるのか。

という…

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「希望も自由も仕事もない」
映画の中のセリフですが、イランの現状を言い表しているのだと思います。

トルコに居て、他の欧州の国に脱出しようとするカップル、そしてイランのトルコとの国境の村に居るパナヒ…

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映画撮影が禁止されているイランで、トルコとイランの国境の町で映画を撮ることによって辛うじてイラン映画の歴史が繋がっているのだとすれば、とても切ない。国境の村のしきたりと因習によって表面的に平穏な人間…

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パナヒ監督がトルコ国境近くの村に留まりリモートで指示、禁じられた映画撮影に挑む!どこ迄が芝居で実録か⁈
イラン亡命を望む劇中カップルと、村の古い因習に縛られ結婚を許されない若い2人。国と滞在する村の…

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