暗闇で佇む足元に
踏み越えられない国境線
遠い街のぼやけた灯りに
飛び込むことなど許されない
嫌われた国に閉じ込められて
外を眺めて過ごすべきか否か
何もないはずのここに
愛すべき人がいて
…
ドラマとドキュメンタリーの融合であり、演技ともリアルとも取れる脚本が見事。
権力者による辻褄合わせのために組み替えられる存在として熊と例えていると考えられた。
これを観た誰もがパナヒを応援したく…
このレビューはネタバレを含みます
エンドロールに役名と俳優の名前があって、あ、これちゃんと(?)ドキュメンタリーじゃなくてよかった、ってなった
「熊がいるから、余計なことするなよ」っていう圧力が、2組のカップルや村人やロケ隊やパナ…
映画撮影現場で起こる事件と、それをリモートで指示するパナヒ監督が滞在する村での事件の2つが並行しつつ映画が進んでいく。撮っている映画もドキュメンタリーでどこまでがフィクションなのかが分からず、事態が…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
どこまでが事実でどこからが創作なの?
あと熊って何ーーー?
とか考えてて、で、パンフ読んだら"フィクションとノンフィクションのハイブリッド"って書いてあったからこれが監督の意図だったんやとわかり、…
パナヒ監督は、国境付近の小さな村で助監督に指示を出し、偽造パスポートで国外逃亡を図るカップルのドキュメンタリーを撮っていた。監督が滞在する村では、村の掟で愛し合うことが許されないカップルのトラブルに…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
初めて見たとき、30分後に爆睡し、目覚めたらエンドクレジットだった…、ということで、仕切り直して8日後に再鑑賞。
凄い、凄すぎるの一言に尽きる。内からの告発というのはこういうものなのか。気を抜くと…
©2022_JP Production_all rights reserved