「君は行く先を知らない」のパナー·パナヒ監督のお父上である、巨匠ジャファル·パナヒ監督の作品です。監督自身が脚本·製作·主演を努めた社会派というスタイルは既に定着している様ですね。
パナヒ監督は偽造…
このレビューはネタバレを含みます
絶望的な状況でも愛と希望があれば生きていける、という作品は王道ですが、愛と希望があれば殺される、というパターンは初めて見ました。
しかもこれがノンフィクションに近い作品だということ。村で自分の役割を…
映画製作禁止、出国禁止とされていて、この映画制作の後も拘束されたイランの映画監督。
そのくらいの知識で鑑賞。
監督自身が映画監督として出演。
隣国に行けない監督。
国境近くの村の人達や昔からのしき…
映画『熊は、いない』を見ました。イランの国内事情などが見事に映像化されていて、刺激を受けます。しかし予備知識なしでみたので、作品の構造が見えてきません。私自身の責任なのかとは思いますが、物足りなく感…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
12/2山形フォーラムで「熊は、いない」を観てきました。
イランの監督ジャファルパナヒがイラン政府から映画制作禁止と出国禁止をあう意味逆手に取り、映画という武器で政府に立ち向かうすごい映画でした。…
フィクションとノンフィクションを掛け合わせ、現在進行形で進む国境を跨いだ入れ子構造を利用し、2組の恋愛を通じて起こる出来事から社会の歪さを浮き彫りにしイラン国家への反権力を掲げる
また、パナヒ監督…
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