通常版は試写会で字幕版を、一般公開されてから吹き替えで観てたが、今更ながら特別版を鑑賞。
試写会で歓声や拍手が上がる瞬間に立ち会えたのは劇的な映画館体験だったが、本作はそういう風にお祭りムービーとしてブチ上がる要素がある反面、ラストがあまりにも悲しすぎるので複雑な気分になる。
あのラストによってトムホ版ピーターもスパイダーマン本来の立ち位置に帰結させてるのは分かるが、MCUには普通に家族や支え合える仲間を持ちながらヒーローしてる奴らがいるのに、「何でMCUヒーロー最年少のピーターが誰よりも孤独にならなくちゃいけないんだ！」という気持ちになる。
本作が通常版より若干スコアが低いのは、ただでさえ鑑賞後は複雑な心境なのに、エンドクレジット後の追加シーンで辛い追い打ちをかけてくるから。
