ユージーン

バルド、偽りの記録と一握りの真実のユージーンのレビュー・感想・評価

3.2
 これは、何?

 さすがに一気観できず、3回に分けて観ました。全編を通して常に夢想的で、映像としては面白いと思うシーンもありましたが、会話があまりに突飛でついていけませんでした。

 監督自身が、世間に認められたことで、周囲の人間から向けられるさまざまなことに嫌気がさしたのかな、とは受け取れました。自分のことをわかった気になって評価する無責任な批評家や一般人に対する不満が爆発してできたような、そう簡単にはわからせないぞ、とでも言いたげな作品に感じました。