ゆ

ボーンズ アンド オールのゆのネタバレレビュー・内容・結末

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも美しい、、スッキリした美しさじゃなくて印象派みたいな、所々モヤモヤした灰色がかってるような。多分その灰色がかってるのって最初にマレンがサリーの家の階段で言ったみたいな「泥みたいで、お酢みたいな匂いで、、」ってやつも含まれてるかも。でも隙間から綺麗な夕日が見えるような。
胸がいっぱいすぎて切ない。出会ってしまってからは、お互いがいなかったら生きていけなかったんじゃないかな。マレンは今後どうやって生きていくのだろう。愛してるリーを食べること、やっぱり愛に行き着くのかな。

「君の名前で僕を呼んで」の時もそうだけど、人のリアルな質感だったり風景が本当に美しい。音楽も作品を引き立てるような素晴らしいものばかり。感情が掻き立てられるような音楽。マレンの気持ちになれるような。

いくらでも見つめていられるティモシーのお顔。全てが美しい。マレンがガソリンスタンドにリーを置いていくシーンのティモシーの寝顔だけを眺めていたい。プロデュースにも関わってるって知って今後ももっと楽しみになった。
ルカ・グァダニーノすごいわ、、

感情のままに感想を書いてるのであとから読んだら多分絶対恥ずかしいと思う。
ゆ