Kawaguchi

ボーンズ アンド オールのKawaguchiのレビュー・感想・評価

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
4.4
ルカ・グァダニーノって、映像作家としての運動神経が並外れてると思ってて、わたしは宮崎駿と重ねてみてしまう。特に音楽の使い方とカット割、そして残酷なまでの「美しいもの」至上主義。

「君の名前で僕を呼んで」の冒頭、ピアノと室内描写なんて、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」を思い出すんですよね。


2人でひっついているのに、ひとりだと感じる感覚、2つの有機物が溶けてひとつになる感覚を2つのジャンル(カニバリズム、ロードムービー)を通して、圧倒的な美しさで描いたイタリア人作家のアメリカ映画。
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