ウマ介

ボーンズ アンド オールのウマ介のレビュー・感想・評価

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
4.5
「君の名前で僕を呼んで」の監督最新作。ずっと日本公開を楽しみにしていた作品。

面白かったです!
母を探す旅を通して主人公が自分自身のことについて、衝動であるカニバリズムについて悩み、成長していく姿に非常に感動しました。

カニバリズムというなかなか賛否の分かれるテーマではありますが、ティモシャラ演じるキャラクターと主人公が抱える過去や悩みは、LGBTQといった社会的マイノリティ派が感じるであろう孤独感と同じであり、多くの人間が考えるべきテーマだと感じた。そう言った意味でも非常に心に響くような作品でした。

描写はR18なだけあってなかなかにグロかったです。大きなスクリーンで久しぶりにグロいのを見てなかなか衝撃を受けましたねぇ、、

自分の中で、観終わってからの余韻がすごい作品っていうのがひとつの良作の指標なのですが、この作品は観終わってからの余韻がすごすぎました、、、ぜひみてほしいです。
ウマ介

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