恋愛×ホラーというちょっと変わった映画。
ホラーは苦手分野ですが、ラブストーリーは好きなので
これなら観れるかな?と思って鑑賞してみました。
ホラー的な怖さは殆ど無いです。ホラー苦手な人は安心してください。笑
どちらかと言えばグロい系なので、スプラッター映画苦手な人にはおすすめできないかも。
(グロ得意な私としては全然いけるグロさ◎)
ラブストーリーとしては
ベースにホラー映画的な作りがあるので、リアルに考えちゃうと少し不自然さを感じます。
また、意外性が少なく、どっかで見たようなストーリーだな~という感想。泣いたり、胸がキュンキュンするところまではいかなかった。終わり方も好みではない。
カメラワークはホラー特有の感じなのかな?面白いんだけどラブストーリーとして観るとちょっと気が散る。
ホラーとラブストーリーの良さが半分ずつしか出せていない感じで、どちらもその半分ずつのクオリティは悪くないのですが、相乗効果は無かったと思います。
役者と大まかな設定は良かったと思います。
ティモシー・シャラメは『君の名前で僕を呼んで』しか観ていないけれど、何故か親戚の子どもみたいな感覚。
出演情報が流れてくる度に頑張ってるな~と思う。恋愛シーンを観るのに抵抗がある…。笑
しかしやはり魅せてくれる役者さんでした。
多分ホラー要素を2割くらいまで落として、残り8割ラブストーリーに振り切ったら好きだったかも。
※最後にちょっとネタバレ※
サリーの怖さはホラーなのだろうか?
サスペンス系というか、普通にストーカーとか人間特有の怖さはめちゃくちゃあって、観終わった後も強烈に残っているキャラクターでした。
物語的にはキャラもので終わらされるのですが、マーク・ライランスはキャラものとしてではなく生きた人間として演じていたと思うので、個人的には救ってあげたかったな。サリーと主人公の恋愛ものだったら面白くなったかも。
レイトショーで観たので、帰り道はめちゃくちゃ怖かったです。笑