ロードムービーが基本的に好きだし、「君の名前で僕を呼んで」でハートを鷲掴まれたおっさんで、さらに美青年ティモシー・シャラメ続投となれば期待は高まるばかりだった。
観てみたら、やたらとキモいジジイのマーク・ライアンス。自分のことを名前で呼ぶのやめて…自分のことは名前で呼ばず、I (アイ)と呼んで、頼む!…だけど、さすがの演技だった、よかった。
ただ「WAVES/ウェイブス」で神がかった演技を魅せてくれたテイラー・ラッセルは…ちょっとしゃべらせすぎじゃないかな?そんなに多くはないんだけど。こう、言いたいことがあるけど、あえて黙ってしまう…けど目から伝わっちゃうみたいなのが上手い女優さんだと思っているので。ちょっとだけだけどね、セリフ多いような気がした。いや、素敵でしたよ、ティモシー・シャラメとラブラブなのは。(マン・イーター同士がディープキスしてたら、相手の舌を噛み切りそうでこわいなと心配しながら見てた)
骨まで愛してなんて古い映画もあったね。かわいすぎて食べてしまいたいみたいな表現もあるけど、ほんとに食べるっていうのはねぇ…しかも皮も肉も内臓も?骨までフルに?どんな歯と顎なんだ(笑)髪もちょっと食えんよね。サリーも記念品にしてたし。
「君の名前で僕を呼んで」が好きだからってこともあるかもしれんけど、ティモシー演じるリーに、クスリあるよって誘ってきてイカされて殺されてた兄ちゃん。そういえばカマキリが性的な共喰いするんよな。二人の絡みは暗い緑の中で風情があった。ティモシーはどうしてもゲイ的なシーンが似合うと思ってしまう…ストレートに見えない。
マレンのお母さんも衝撃的ですばらしい。やっぱり母を探して何千里みたいのは共感しちゃう。
リーの妹ちゃん、唯一健康的でかわいかったのにあんなことに…