このレビューはネタバレを含みます
マレンの衝動的で感情的な行動があんまり理解出来なかったから感情移入に至らなかった
のと、恋愛描写に疎いので惹かれあった過程がよくわかんなかったので、、ラブシーンとか口論はかなり置いてけぼりくらった
このテーマだったら衝動を抑えて生きる辛さと理解者が身近にいない孤独と食ってしまった時の絶望とか、罪を抱えながら生きてかないといけない仕方なさとか、そういう地獄を延々と観たかった。
母がああなってしまうまでの過程とか、ヒロインに執着してしまうまでのサリーの天涯孤独さをもっとみたかった。サリーの映画を観たいまである。
垣間見えるホラーさとサリーのキモさとおしゃれなグロがすんごい良かったし、それぞれが自分なりに食人体質を受け入れていく感じとオチの付け方も好みだった。