人食いは遺伝するのか
母親に捨てられ父親にも去られ天涯孤独な人食い少女マレン(テイラー・ラッセル)
出生の秘密を解くために
出生地に向かう。
同胞のニオイに釣られて
後から後から同じ人食いが現れる。人食い各々の倫理観が違う。
レクター博士のような調理の概念がない。生食で良いのか!?
ヴァンパイアのように人目を恐れ土地を転々と渡るロードムービー。
マレンとリー(ティモシー・シャラメ)のカップルの純愛は自然で好感が持てる。二人共、演技の力量が試される設定だけどすごく良い感じ。
食べ物をいただく
命をいただく
「いただきます」という言葉はそのもの全てを体に取り込む行為
ラストは骨まで全てを自分に取り込んだ幸せな姿だったのだろうか。
↓ネタバレしてます🙇
「ハンニバル」で慣れたとはいえカニバリズムは気持ちの良いものじゃない。でも今作を美しく感じでしまう滅びの美学的なモノに惹かれてしまうな。
ジジィは勘弁してほしいがシャラメは完食したんだろうな…