状況が安全で最適なら食うんだ
ある日、仲良くなったお友達の指をパクリとやっちゃって帰ってきたマレンちゃん。どうも度々人食い事件を起こしていたらしく、今回もパパに連れられ高飛び。しかし、もう面倒見切れないとパパは去り、残されたのは出生届だけ。ママを探そう。
そんな少女の手探り旅は、とあるスーパーで出会った気の良い同胞リーくんを引き連れ二人旅に。目指すは遥か遠くミネソタ州。人食い大陸横断の始まり…みたいな。
最近割りと名前を見かけていた人食い映画。カニバリズム+ロードムービーとかいう唯一無二さから急に繰り出されるラブストーリーで僕は白目。
「ティーンのヴァンパイア全員何故かラブストーリーさせられる」という嘆きをどっかで聞いたことあるけど、ティーンのグールもそうなんだ
最初こそ色んな人食いが出てきて良い感じなんですが、そこを越えると何故か雰囲気ラブに寄りまくり、別に人食いじゃなくても全然良い話になります。
感覚的には、良くあるサイコパステストでｷｬｯｷｬｯしてる人たちをずっと見せられてるような感じで、味が無いカニバリズム。メインの食人もお察しの通りスーパーマイルドのため観るものが…
サリーおじさんだけが燦然と輝いてるのに出番が少ないのよ…絶対おじさんの道中を映画にした方が良かったと思います。なぁそんな僕らは『ヴィーガンズハム』に行こうぜ
個人的に気に入ったのは、普通に人間だけど人食いと友達で一緒に食ってるおじさんです。
