ティモシーシャラメのファンなので公開日に映画館へ！まずは言うまでもなく彼の美しさたるや。それだけでもかなり満足。彼をとらえるのは、ルカ・グァダニーノ監督。君の名前で〜の再タッグ、うれしい。
作品全体を通して血みどろなのに綺麗な空気が流れている…これは一体なんなんだ？となってしまうのはまさに監督の手腕の賜物。まさしく「骨まで愛して」を映像にしている。孤独だった二人が出会い、どうなっていくのかと見入ってしまいます。
公式サイトには純愛ホラーとキャッチコピーがあり、当方どちらかと言うとホラー苦手なタチなので身構えてましたが、意外なまでに青春ロードムービー。血みどろなのに、美しさと妙な清涼さをもたらしている要素の一つです。2人を写す背景がどの場面を切り取っても額縁に入れたい絵のよう。
ところで、一応ホラー要素もあるんですけど、やっぱご老人って怪物かなんかなんですかね？w怖いよ！！w
一方、「人喰い」という特殊設定だが、これは昨今のセクシャルマイノリティに置きかわるのでは？そう言う意味でも、大変興味深い内容だった。
