人を食べてしまう特別な体質を持つマレンとリーの物語。ストーリー上グロテスクな描写が多々でてくるが(薄目で鑑賞)、それ以上に苦悩や葛藤に焦点が当てられているので不思議と感情移入でき、没入感があった。
人を食べる話とは全く知らずに観たので、序盤からあれ？思ってた話と違う！となり本当にびっくりした。それはわたしが映画のタイトルのボーンズをなぜかborn(誕生)と思い込んでいたから(あほすぎる。笑)
直接的なグロテスク描写なので、苦手な方にはおすすめできない。
私も何度か、うっ、となった。
でも彼らは人を食うという点を除けばサイコパスでもなければ殺人鬼でもない普通の人間で、その特質を抱えてどう生きるか、という点が丁寧に描かれているのでそこが良いなと思った。マレンとリーの互いが互いでなければならない関係も良い。
