このレビューはネタバレを含みます
こんな綺麗なカニバ映画あるんだ…
今まで観てきたのは人間の肉って美味いイェーイ!って感じだったから、この映画は新鮮だったし、見入ってしまった
タイトルの意味は途中で出会った同族との会話で『なるほど』…
本能に従い生きるには絶望感しかないだろう
特異で孤独な者同士が引き寄せられ、ようやく手に入れかけたささやかな幸せ…が何とも切ない
いずれにせよ、いきつく先には緩やかな破滅しかなかったのかもしれない
…
最後の終わり方が美しかった
観終わったあとは少しズーンってなる
サリーはずっと孤独だったんだろうな
やってることは気持ち悪いけど最後の「夜は眠りたい」的なことを言ってるシーンは少しだけ同情しました…
色と"間"、選ぶ言葉がとてつもなく好きだった。
孤独×純愛×カニバリズムでこんなに哀しくて美しい映像ができあがるなんて。
彼らの生き方は決して赦されないものなのに、そこにある葛藤や苦しみに感情移…
主人公が戸惑いつつもちゃんとアサーティブでただ怯えて流されるのではなくちゃんと意志を持ち、拒否もしっかりできるのが新鮮だった…てこういう話の主人公のこういうところを新鮮と感じるってのは俺のアンコンシ…
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