映像作家ROMAIN GAVRASが監督の話題作。 彼はJayZ x Kanye WestのMVで名が知れ渡ったようです。 映像監督が生業とだけあって、機材のこだわりや間違いのない画角のチョイスといい、序盤の怒涛10分は画面から目が離せませんでした。長回しで撮影されているので目を背けてしまうほどの臨場感。終始グレーがかった映像は現場の煙や張り詰めた雰囲気を醸し出し、その様はNo Church In The Wildと共通する彼らしさを感じました。過去のワークスを辿ると社会風刺にも力を入れているような監督ですね。追っていきたいフランス人監督です！
ストーリー：警察に弟を殺された主人公が復讐に挑みます。残された3兄弟はそれぞれ異なった人物像で、関係性がキーワード。あわせて制作の舞台裏も観ると監督の作品に対する強い気持ちを垣間見れてお勧めです。
この流れに乗ってラジ・リのミゼラブルも観たい。
