みむさん

ホワイト・ノイズのみむさんのレビュー・感想・評価

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)
2.8
東京国際映画祭にて。

ノア・バームバック初の原作あり映画らしい。
「ドント・ルック・アップ」のデジャブも感じた。
作品が自分に合う合わないの差が激しい監督で、今回は合わないほうのやつだった。

中年夫婦の倦怠期やどっちが先に死ぬかを悶々と考えつつ、先行き不透明で少々不条理な世界で、大小の問題に直面する家族の姿を延々と見ている感覚。
時折サスペンスやスリラーの方向にいきつつ、ディザスターまで取り込み、それでいてコメディで、現代社会への皮肉も込められていた。笑える箇所もそこそこあった。

それはいいんだけど、なんでノレずだったのか。

ラース・アイディンガーが出てきてビックリしたが、出番あれだけ😅
あと、アレッサンドロ・ニヴォラ、エミリー・モーティマー夫妻の息子娘、サム・ニヴォラとメイ・ニヴォラが出てたのもビックリ(アダム・ドライバーとグレタ・カーヴィグが演じる夫婦の子供役)。

アダム・ドライバーが時々トム・ハンクスに見える瞬間があった。