ラピュタん

ホワイト・ノイズのラピュタんのレビュー・感想・評価

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)
4.3
これは面白い🤣☀️ ✝️

Black comedy 😈 & Horror & ……🍏
多彩な魅力に溢れます✨

白いノイズ☁️とは?

=騒音を打ち消すために出す音のことでもあり
…なかなか意味深です

ドライバーの新しい魅力全開の中で、様々な白いノイズ⚪️が提示されます

それぞれが抱える不安…目に見える恐怖と幻覚と予期不安と

ありふれた脅威は慣れによってあるいは無知によって無視され続けることで平和な日常を形作っています
でも、ある時、それらを意識し始めたらどうなるのか?

ガムに死の味はしないでしょう?人工甘味料には発がん性があるのですが……
タバコだって🚬、そうですよね

アダム・ドライバーは風変わりな教授です(ヒトラー研究者という…驚異の特殊性)が、父親としてはお腹のでっぷりしたほとんど頼りにならない感が可笑しく、癖のある脇役らとの会話も良いスパイス🌶に
彼の魅力は、このノンジャンルなドラマに求心力と不気味さを与えていて、最後まで飽きさせません

絵作りにも斬新さとオマージュが散りばめられていたように思います

現代アメリカ文学を代表する作家のひとりで、ノーベル賞候補者とも言われてるらしいドン・デリーロの1985年の作品(全米図書賞)が原作ですから、スマホは出てきません😌

夫婦でも楽しめますし、小学生も楽しめるはず
ですが、作品の真価に反応するには
高校生以上でしょうか?
カップルも楽しめると思いますヨ


⭐️シニカルで多彩な魅力があります
 アダムとドンの奇妙な講義シーンに見られるような俊逸なライブ感
⭐️音楽はダニー・エルフマン

⭐️エンドロールまで凝っていて、レトロで、ポップ&カラフルです

⭐️ 日常生活に溢れるのが不安
 日常生活そのものが不安の種なのだということを暗示しているように感じました

⭐️ドライバーもガーウィグも好演!
 お互いの抱擁シーンには泣かされました

⭐️Netflixらしい?
 新しい切り口が楽しめます
ラピュタん

ラピュタん