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ホワイト・ノイズのaka黄屑のレビュー・感想・評価

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)
3.5
『バービー』超ヒット中のタイミングでネトフリ『ホワイト・ノイズ』(22年)観了。妻役のグレタ・ガーウィグ(上記『バービー』や傑作『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ~』の監督で今や名匠!)が実生活でノア・バウムバック監督のパートナー。超贔屓の監督作で主演がアダム・ドライヴァー、アカデミー賞を席巻した『マリッジ・ストーリー』の次作だし間違いない筈が、原作モノだと意外と冴えず。
アダム・ドライヴァーもグレタ・ガーウィグもドン・チードルも特段冴えず。01年生れ娘役のラフィー・キャシディ(『トゥモローランド』『聖なる鹿殺し~』で印象に残ってる)は今作でもナカナカの存在感。
バウムバックはやっぱオリジナル脚本で日常生活の機微を紡ぐ台詞劇が得意なんだろうナ。
原作者のドン・デリーロには聞き覚えがあって「一作くらい読んでる筈」と思ったら読んでませんでした…(恥)
原作は85年に出版されて〼が、この映画はどうしたってコロナを想起する作品になって〼。
あ、本作最高の見どころはLCD Sound Systemの曲に合せてキャストが踊る最後まで黒くならないエンド・ロールなので話が終わっても止めてはイケマセンw
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