おサルが可愛くお利口さんで良い映画だった
とてつもない挫折に遭った若き青年が、ペットセラピーを通して救いを得る話なんだけど、それよりも実家の太さが気になったな
あと、何だかんだ運も良くて周りにも恵まれている…イケメンだからかも知れないけど
家を抜け出してド叱られるシーンでは、「気持ちは分かるが、何もなかったんだし、せっかく楽しかったムードを早速こんな所でブチ壊しにしなくても…」って思ったけど、それに対してネイトが、反発するのでなく、ただ「パーティに出たかっただけなんだ」って一言と表情はとても良かった。ネイトは愛されキャラだわ〜
希望が見えてきたらトラブルに遭うわけだけど、正直、活動家の気持ちは分からないでもない。中盤まで、いつおサルのジジが飛びかかって騒動になるか!?って思ってたし、世界がコロナを経験した後だと映画『アウトブレイク』みたいなのも彷彿とされた
劇中には、異なる方向性で2つのアニマルライツ活動家が出てきた訳だが、その対比には考えさせられるものがあったな
活動家って実務に関わる人たちは献身的に見えるのに、何で法整備に関わると悪く映るんだろうな…まぁ、いいや
印象的な冒頭のシーンも、特に後に関わってくるわけでは無かったが、淡い光の幻想的な映像は美しかった
おサルの演技もCGか?って疑うほど上手いもので、「子供と動物は天性の役者」とは言うにしても素晴らしかった。