かくわ

光復のかくわのレビュー・感想・評価

光復(2021年製作の映画)
3.7
長野市最速上映(2022/07/08〜)

長野県内(主に長野市)ロケ作品ということもあり、予告編やチラシなど幾度となく作品名を目にしてきた本作。

ここまでか、と追い込まれる展開が続く。
反面、確実に存在する世界線とも思える。
とにかく観て、と言いたいところだけどメンタルが良い時に観た方がいいのは確か。

“光復“
光が復活する。“光“が何を指すのかは、観終わった後ならソフト・ハードの両面で考えてしまう。
それでも、自分に手を差し伸べてくれる人には感謝し続けると思う。

夫婦である深川監督と、宮澤さん。
“自主映画“という理由だけではやはりこの作品は出来ず、夫婦であるこの2人が中心にいたからこそ、完成できたんだと思えました。

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2022/07/09 長野相生座・ロキシー
舞台挨拶(敬称略)

深川栄洋(監督)
宮澤美保(主演)
永栄正顕、クランシー京子
関初次郎、上村重紀、宮坂泰雄
宮入義一、菅沼旭人、山田美希、
新村美紀、林良樹(以上、出演)

俳優の方を敬う人柄と優しい雰囲気を纏った深川監督が印象的なでした。
そんな深川監督の、(ヒットを狙った)商業映画では撮れない、自分の本当の作家性を反映した作品を撮りたかった熱い思いも聞けました。

7日間連続の舞台挨拶の内、最多ゲスト回。
登壇者12人!の舞台挨拶はまさに一大イベント。
普段は会社員をやられてる方も出演、登壇されていることもあり、お知り合いの方が声をかけたり花束を渡している雰囲気が良かった◎
最後は12人からサインを貰うという、後にも先にもなさそうな体験。

2022-124-092
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