足拭き猫

光復の足拭き猫のレビュー・感想・評価

光復(2021年製作の映画)
3.0
痴ほうの親の介護、貧困、不倫、強姦、交通事故、失明とあらゆる不幸に見舞われた主人公が、仏教の教えにより悟りを開き、心の平穏を得る。商業映画を撮っている監督が、自主でないと描けなくて作ったとのこと。
色々な悲惨な場面を重ねていくが一番説得力あったのはブルーシート張ってるところだった。心の変遷を映画で描くべきところが住職のモノローグだったのは、結局宗教映画を作りたかったのかと邪推する結果に。
女の子については各自想像に任せてくださいは良いとしても、途中でチンピラに絡まれてた男性って弟だったのかなど説明不足の場面も。
映像はさすがにしっかりとしている。