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光復のゲルのレビュー・感想・評価

光復(2021年製作の映画)
2.4
ラストシーンがシュールすぎて……。

ダーク、なのか?
それは後半だけではないのか?
前半はすさまじいことが次々に起きて怒涛のジェットコースター的展開。
圭子があまりにも気の毒。
思わず目を覆いたくなることばかりなのになぜかコメディー要素が所々に見られる。
あざ笑うような部分がだんだん彼女へのいじめに見えてきてしまい、不快を通り越して、この脚本は好きではないとはっきり感じた。
ここまで嫌だなと思うのも珍しいことだ。
人によって演技がオーバー気味なのもあまり好きになれなかったし、圭子がアラフォーになってまで「お母さん」と連呼するのも子供っぽくてやたら気になってしまった。
何もしない弟の分まで親の面倒を見るのは立派だけれど、彼女はひとりで抱え込みすぎてしまった。
圭子の母親はシワもなく肌にハリがあり、とても65歳には見えなかった。
むしろ元気いっぱいに見えた。
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