たーきー08

光復のたーきー08のレビュー・感想・評価

光復(2021年製作の映画)
4.5
深川栄洋監督が商業を無視して、自主制作した2022年最大の問題作!

“神様のカルテ”や“サクラダリセット”の深川監督がわざわざ自主制作で撮った今作。
予告から激重だとは思っていたけれど、それでもなかなかの衝撃。今年の頭に公開された片山慎三監督の“さがす”以来。
鑑賞後の感情は同じく、片山慎三監督の“岬の兄妹”に似ていた。
鬱映画が得意な人以外は鑑賞注意どころか禁止。

終盤のパートは理解しきれていないが、おそらくそれまでの鬱展開は全て、そのための前振りにすぎないのだろうと思う。
理解しきれないリテラシーの低さを恥じつつも、正直に言うと終盤がなければ、激重胸糞鬱映画としてシンプルに楽しめた。

とにかくとんでもない作品。
また是非、深川監督が脚本まで務める作品を鑑賞したい。
たーきー08

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