ジンバブエからの難民4人組が、ソムリエとなってワインテイスティングの世界大会へ挑む。
最近よくある軽いカルチャーギャップの笑いと貧富の差への批判がそこかしこにばら撒かれている。が!コレはドキュメンタリーだ。現実はなんてドラマチックなんだろうか。
それまでワインなど飲んだこともないジンバブエ人が難民となると外国での仕事は限られている。詳細は描かれてないが、ソムリエとなりクラウドファンディングで資金を集めてフランスへ乗り込む辺りは如何にも現代的でスタイリッシュで痛快だ。コレも現実!
ワインのコーチのインチキ臭さも如何にもフランス人、滑稽ではあるけど映画的にはいいキャラ。彼とのやり取りも本当だったのか話を盛ったのか。笑
家族も含めてアットホームな感じ、エピローグがまたいいエッセンス。ワイン好きもワインに興味なくても、良質のコメディとして見る価値あり。