ワインのテイスティング世界大会2017『ブラインド・ワイン・テイスティング・チャンピオンシップ』で、ジンバブエチームを追ったドキュメンタリー。原題『Blind Ambition』="抑えきれない野望"がドキュメンタリー名。
舞台はケープタウンであるが、ジンバブエからの難民によるTEAMジンバブエの話。
南アフリカチームは別に存在していて、初の試みとしてジンバブエだけのチームが結成していた。南アフリカ上位12名のうちの4名がメンバー。そのため生い立ちなどはジンバブエでの話が主だった。
ワインの以下を当てる大会。難易度高すぎ。参加者が言ってた、前回一位が最下位になり得る、ってのは合ってると思う。
主要品種
生産国
生産地域
生産者
ヴィンテージ(何年製か)
ジンバブエも厳しい情勢である。が、南アフリカも負けてない場面が多々あって、どちらも厳しい環境であるのは間違いない。
この作品は心動かされる。正直、選手権まで2ヶ月切ったところから中盤くらいの大会現地入り(大会5日前)するまでは話の起伏がなくまったりしているが、現地入りから大会当日までのいざこざがかなり面白い。いろいろな人の思惑がぶつかり合っていた。
ジンバブエという情勢厳しい場所から移動してきていること、親族も離れ離れになっている人もいるし、南アフリカでのワインテイスティング大会の認知も低くその中でのクラウドファウンディングで旅費集め(6500ポンド)、コーチ探し。
こんな逆境の中、頑張る彼らの姿に心打たれた。
そして、大会後、それぞれが場所を変えどワインに関わっているのも良かった。
コーチが参加条件にないんだ。初回は現地コーディネーターとして必要だったのかな。南アフリカチームに帯同していればそれで良かったような気が、、
#ドキュメンタリー2023 Vol.6★
#実話ベース2023 Vol.7