ドゥニが爆弾すぎてもんどりうって観てた。大舞台でそんな。こわすぎる。
国を出るしかなかった4人それぞれのドラマはありながらも、特訓の日々はひたすら地道で友好的なドキュメンタリー感が心地いい。波乱万丈なら波瀾万丈でいいけど無理にドラマを作り出す必要はないんだ。最初は寝込みさえしたのにそれでも「もうワインなんていいや」とはならなかった、もっと知りたいと思わずにいられなかったという不思議な力こそ人生の美だ。わたしは下戸だけど、ひとつわかるたびに胸が踊ってわからないことにも心が昂るあの喜びは知ってる。それのために生きてる。なんて輝かしい。
