"カール·レーマンは改造人間である。
彼を改造したARC(航空宇宙研究所)のホワイト博士はマッドサイエンティストである。
カールは愛する人を守るため、ホワイト博士率いる悪の軍団と戦うのだ。"
全編に漂う石森章太郎テイスト。
スタン·ウィンストンによる改造人間のデザインには、ちょっとハカイダーも入ってるし♪
「ローレン、それ以上僕に近づいちゃいけない!"敵意増幅回路"が、僕に触れるもの全てを破壊させてしまうんだ...」
"改造人間の悲哀と葛藤"をしっかり描いてるところにグッときますね。
そしてこういう物語には、魅力的な宿敵の存在が欠かせません。
「あたしゃねぇ、 男に負けたことがないのさ。」
パム·グリア演じるARCの刺客、Ms.ハンターの非情に徹した仕事っぷりと潔すぎる◯◯も、この映画の見どころですね♪
(あ、ちなみにパム姐さんが女ターミネーターを楽しそうに演じてる「クラス·オブ·1999」はオススメですよ!)
同時代のキャメロン監督やバーホーベン監督の作品に比べたらどうみても激安×爆安×ウルトラ低予算だし、クライマックスのバトルシーンはおっそろしくモタついてるけど、俺はこの「悪魔の改造人間」が好きです!