このレビューはネタバレを含みます
悪かあないが……絵も、好きだし……｡
こういう嫌われものみたいな立場から、受け入れられるまでの物語って、差別する方からみて、役に立つか立たないか、でしかないのか……と思ってしまう。「ドリーム」でも書いたけど……｡
そうすると、「すみっコぐらし」と対極ということか……「すみっコぐらし」は､ボクたち何の役にも立たないけど､皆さまのジャマはしませんから、すみっこに居ることを許してくださいっていう､棲み分けの物語ですもんね？でもそのうち、若い世代から、すみっこでひっそりと生きることに不満を感じるものが出てきて、「誰がトンカツの端っこのあぶら身をいらないものって決めつけたんだ！むしろ、あぶら身を背徳感とともに食することこそがトンカツを食べる意義なんだ！今こそ主役を奪い返すその時である！」「うおおぉ－－！！」なんて映画ができるのではないでしょうか。
