地下道に溢れ出た化学物質を浴びたことでミュータントになったカメ4人が、過保護な父親に少し不満を抱きながら人間世界に出ることを夢見ながらヒーローになれないか試行錯誤する話。
いやぁー！めっちゃ面白かったー！今回はタートルズ達がティーンネイジャーなので、ノリとテンポがめっちゃ良いのなんの。ミュータント達のバイブス(？)やサメのミュータントの歌は全くのれないけど劇中音楽がとても良かった。言わずもがなwhat's upのリミックスバージョンは最高だった。
人は異形のものを受け入れられるか？的な所も、タートルズ達は可愛いものの、そもそも地下に流れ出てるので他の動物たちの汚いのなんの。しかもネズミとGという私たち人間が生理的に拒否反応を起こす2大トップも出てくる。正直、可愛くもないし見た目だけでいったら全然嫌いな方だけど、エイプリルがネズミのことを｢好きではない(I do not "love")｣って言っている言葉が全てだなと思った。
嫌いだけど、1対1で向き合ったらまた話は別だし、嫌いだからといって滅びて欲しいわけじゃない。こんな単純明快で面白い映画だけど、そういうところで絶妙な表現も選んでるのが良かった。私も全く見たくないし気持ち悪いけど、お父さん、幸せになって欲しいもんね（笑）
元々忍者とか空手のアジアかぶれなタートルズだけど、今回はそこに日本のアニメも追加されてて、引きこもってるけど家はネット繋がるから、そうなるよなという無駄な説得力があった（笑）今や日本の最強の戦術は空手ではなく、巨人を倒す方法だったか。（笑）
あと、小ネタ関連で言うとBTSのButterを途中タートルズが歌うシーン、メロディは分かるけど歌詞はあんまわからんっていうノリが向こうの人もそうなんだってなって面白かった。
