予告で見た映像のビジュアルに惹かれて鑑賞。
ちなみにこれまで全くミュータントタートルズに触れてこなかったけど、すごく楽しめる作品だった。
映像はもちろん、脚本も良かった。
99分という短い尺の中での見応えと、見た後の満足感がある。
語り口は児童文学のようにわかりやすく、中身は割と『ガーディアンズオブギャラクシーのvol3』と近いような、ミュータントタートルズというある意味アウトサイダーな存在が自分たちの居場所求めて行動していくという感じ。
人間がスプリンターに手を差し伸べるところあたりは思わずうるっときた。
色んな映画やアニメからの引用もあり、そのマッシュアップ感が、ビジュアル面でも表現できていて、純粋に見ていて楽しかった。
クリーチャーデザインもそのマッシュアップの中にあって、グロ可愛いみたいなよさがありツボだった。
監督が『ミッチェル家とマシンの反乱』の人らしく、この出来の良さに納得。
アニメーションの魅力が詰まってる。
リバースガールのリバース中の動き、スプリンターと虫みたいな老婆ミュータントのヤバすぎるベロチュー等々、動きで魅せる、エッジの効いたギャグが際立ってて良かった。
日本でも、宣伝次第でもっとヒットできるポテンシャルの作品だと思う。