映画で観たことあるのは2015年の実写版だけだが、子供の頃TVアニメ版をちょびっとだけ見たことがあり、思い入れゼロ…という訳ではなく。
それでも正直『スルーでも別にいいかなー』とナメてましたが、結構な高評価が漏れ聞こえてくるので、とりあえず鑑賞。
…ナメててすいませんでした！
「長ぐつネコ」「スパイダーバース」に続き、またも新世代を思わせる傑作アニメ来ちゃいましたか！
全体的に“描き殴ったラクガキ感”をフィーチャーしたデザインが、見ていて愉快なだけでなく、「タートルズ」という題材にこれ以上なくハマっていて、過去作ほとんど未見の自分をして、「…これがもう決定版なんじゃね？」と言わしめるほど。
「日の当たる場所への憧れ」「功名心にはやる」「雑談のサブカルネタ」「窮地のナチュラルな怖がり方」…等、“ティーンエイジャー”ヒーローものとしても、分かってらっしゃる親しみ易さ。悪役の計画・クライマックスの展開を含め、若干「アメイジング・スパイダーマン」１作目とカブる部分もあったが、まぁ、どうということもないでしょう。
スプリンターの若い頃のビジュアルが、ネズミはネズミなんだけど、『こんな感じのおっさん、いるじゃんw』と、ツボった。
