お名前を存じ上げなかったけど、ウィキってみたら大いに楽しませてもらった数々の番組に携わられていた放送作家さん小林薫堂さんの湯道をモチーフにした映画とのこと。
湯道って本当にあったんだ…本作のために構想された架空のカルチャーなのかと思ってた。
物語はそんな湯道と生田斗真さんと濱田岳さん演じる銭湯の家に生まれた兄弟をメインに据えたお湯にまつわるオムニバスチックな構成。
夫婦や親子にまつわる良いお話、銭湯にまつわる人々のつながりや出会いなど、素敵なお話だった。上手く言えないけど金曜ロードショーで地上波初登場しそうな感じ。
ただお湯にどハマりしたコメディ感とか銭湯または温泉愛に溢れた感じかというとそこまではなくて、良いお話が満遍なく散りばめられている感じで、観終わった時のまとめてやられた感は少し物足りなかったかな個人的に。
でも安心して観られて登場する人物たちみんなが愛しくなる作品、地上波で是非観て観たい!
最近観た伊丹十三監督のタンポポがとっても良かったので少しくらべているかも。