水辺の君に

湯道の水辺の君にのレビュー・感想・評価

湯道(2023年製作の映画)
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生田斗真にアタリなし(個人的見解)でも観る。ってのが通常なんですが、思ってたよりよかったです。なんなら斗真じゃなくてもよかったw
湯道、というか道がつくものはメソッドではなく精神論や向き合う自身の姿見なので、風呂の入り方も内容通り、個人のこだわりを昇華する点や十人十色の差、格式ばって畏ってしまう点、それらのカウンターとして質素さの美が存在する点etc色々あり得る設定で分かりみが深かったです。
源泉至上主義とか、銭湯が遺物呼ばわりとか、それでも市井に寄り添っていることも分かりやすい。まさに民藝。バチバチに対立するわけではなく、それぞれ自分の入り方を極める道を歩むことこそ湯道であり人生。
とにかくライトにわかりやすくしてて。まぁ茶道など他の道をお風呂に当てはめただけなんですがwなるほど小山薫堂だったんですね納得。
何気にキャスティングも贅沢かつベストでした。斗真以外w
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