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ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄 完全版のhotanessのレビュー・感想・評価

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なんか納得いかない
製作側から見た美しき沖縄なのか、それとも岡本太郎から見た美しき沖縄なのか?
ナレーションはすべて井浦新が担当していて、岡本太郎の日記のようなものを読み上げるものまたは岡本太郎が訪れた場所へ実際に赴いた製作側の人が感じたことを述べるものがあった。日記らしきもののところには特に字幕などがつくわけではなく、ナレーターの台本の中で区切られていたんだと思う。だからか「いまのこの語りはそのふたつのどちらなんだろうか」と疑問に思いながらナレーションを聴くタイミングが結構多くて、そういうところってもっと明確に分けるべきじゃないんだろうかと思った。岡本太郎から見た沖縄とはなにか、そこから太郎は何を感じ取ったのかという主題?に対して太郎本人の言葉や記録から汲み取るようなドキュメンタリー映像なのだと思ってたが、思ったより製作側の推測や感想でしか語られてない気がしてモヤっとした。あまり自身の心に響いてくるものがなかった

序盤の「昔はどう生きるかだった、でも今はどう生活するかじゃないですか?」の語りが終盤で再度繰り返されてる
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