ちひろさんのりのネタバレレビュー・内容・結末

ゆっくり流れてる時間のはずなのにすごくあっという間だった。映画館で観るのが正解です。

同じ星の人はまだ出会ったことないなぁ、まあそんな簡単に出会えちゃったら困るけど。
わたしにはオカジやマコトみたいな友だちがいるだけで十分幸せ。今はこれ以上求めてないし、なによりわたしの得意技は自分を褒めることなので。これを習得できてから本当に生きやすくなった。自分はちひろさんのように幸せを感じると怖くなって逃げたくなる人ではないなって思ってたけど、この作品を見たらそのくらいの幸せをまだ感じたことないんだろうなぁ、と。べっちんが好きだったーーー！あとはなんと言っても店長。こういう役をリリーさんにやらせると右に出る人はいないと思う。たまらんスね。

「今のあなたが好きよ。」この言葉がどれだけ強いものか。過去のすべても今のあなたを作り上げた一部、なかったことにしてしまったらあなたではなくなってしまう、そう言われているようで、これ以上のご褒美はない。後ろめたかったり消し去りたい記憶もすべて、良いとか悪いとかじゃなくて、「今のあなたが好きよ。」なんです。あぁ、ありがとうございます。

もう少し生きてみるのも悪くないな、と思える瞬間がたくさんありますように。外の風を浴びてご飯を食べることから始めよう。