猫のような、ちひろさん
風俗の面接に来た時は何を埋めてきたのか…
うちの扉を開けていなかったどうなってたのか…それを言うなら、ちひろの名刺をもらっていなかったら、どうなっていたのか…
何かをするつもりはないけども、してあげられることも実はそんなにあるわけじゃないこともわかっているから、そこにいてくれる
それがなんだか心地よくて、ちひろさんを好きになる
でも、ちひろさんはずっと孤独を感じている
でも、いっか…と思っている
人は何かをしてあげなきゃと思ってしまう
そして見返りを求める
苦しくなって、結局人も苦しめる
オカジのお母さんが、まさしくそんな感じなんだろうな
正しさとか、こうあるべきとか、人に押し付けてもお互い居心地が悪いだけ
結局心地よさが大事だなぁ
いなくならなくても…と思うけど、なんだかそうしてしまうのもわからなくもない
そんなことができてしまうのがすごい、と思うけど、別に聖母ではない
微笑ましい場面も多いけど、寂しい気配がずっとしている映画だった