海辺の小さな街のお弁当屋さんで働く元風俗嬢のちひろさん。
風俗嬢であった事を隠さず、裏表なく人と接するちひろさん。そんなちひろさんはお弁当屋さんのお客さんに人気があり、ホームレスのおじさんや上手く周りと馴染めない少年少女に関わる事で彼らの笑顔や安心感とかを生み出している。
ここで終わったらただのいい人のお話だけど、そこは繊細な人間描写の上手い今泉監督作品、後半はちひろさんの孤独を抱えた陰の部分を見せる。
過去の孤独や絶望…
そして自分に手を差し伸べてくれた"同じ星"のあの人…
時は巡り今は自分があの人になっているだろうちひろさんは孤独を"失う"事を恐れている。孤独は自分を形成している重要なピースだからかな？
そんな魅力的だけどとても複雑であるちひろさんの物語。
あっ、エンドクレジット終わるまでは席を立たないでね🎵ちひろさんの人物像考えるのに重要だから🎵
