肝心なことが描かれてない感。まああえてそういうふうにしてるのかもしれないけど。
社会学者の鈴木涼美さんと上野千鶴子さんの「往復書簡」でも書かれていたように、「夜の世界」に一回足を踏み入れたものはずっとそれをレッテルとして貼られる。
一貫として、「そういう過去」を恥じないという風な作風・メッセージを伝えようとしてるのかな?とか思ったけど、ちひろさんがラストで「ただの弁当屋でした」というセリフが全てを覆してたから結局なにが言いたかったの...ってなってしまった
けどこれをみてから「同じ星の住人」についてよく考えるようになった。人種じゃなくて性別じゃなくてそういう社会的枠組みじゃなくて。動物の勘としての「同じ星の住人」って第六感でわかるよね。