ちひろは明るいのにどこか孤独で、
人を幸せにすることで自分の存在価値見いだしてるんだろうなと思った。
幼い頃に出会った、夜の仕事をしているお姉さんに間違いなく救われたんだろうな。
家族でも恋人でもない、けどなんだか心が安心して温まる人。
同じ星の人っていう例えが凄く好きだった。
店長から飲みに誘われたときに
「今無理、水の底にいるから」
って断ったちひろに対して、
「じゃあまあしばらく沈んどけ、
人の体は浮くようにできてるから」
って返した店長のセリフが凄く好きだった。
落ち込むときは無理せずとことん落ち込んで、
でもいつか勝手に晴れるからって感じで
変に無駄に明るくなくて、落ち込んでるときにすっと入ってくる例えだなあと思った。
すごく刺さった作品だった。