“あなたなら、どこに居たって孤独を手放さずにいられるわ。”
»街の弁当屋で働く元風俗嬢の女性が、生きづらさを抱える人々の心を溶かしていく様子を描いた安田弘之の同名漫画を実写映画化。
はい、やっと見れまして、ちょっとジワり気味になったりもして…これまでの今泉監督とは一味違う、いろんな意味で味のある余韻に。
そう、孤独な人々に寄り添い、結び付けたりはするけど執着はしない…だから、放りっぱなしのエピソードがあっても、別に気にはならなかったですね。
って、ちひろさんの過去だけは気にはなりましたが…ありのままを受け入れますね。
うん、他人を傷つけなければ別に孤独を愛したっていいでしょう…じたばたせずに浮くように生きれたらって見終えましたね。
にしても、お腹がすく作品だよなぁw
あっ、レンタルDVDではエンドロール後の映像が無くて残念。
なお、俳優陣では有村架純…なぜか撮休を思い出し、フラットな感じがたまらない。
豊嶋花…化けて欲しい存在感。
嶋田鉄太…ナイスな子役ぶり。
リリー・フランキー…持ち味全開でお見事。
風吹ジュン…流石でしたね。
van…きっちり爪痕残しました。
さらには、若葉竜也に佐久間由衣に長澤樹にニンマリし…市川実和子に平田満らのアシストも良き。