私の好きな漫画に、こんなセリフがあります。「孤独は生まれてから塵に帰るまでの苦い贅沢品です。」
きっとチヒロさんはこの苦い贅沢を誰よりも楽しんでるのかな。
「僕たちはみんな人間ていう箱に入った宇宙人なんだよ。一人ひとり、みんなやってきた星はバラバラなんだから分かり合えないのが当然なんだよ」
「人の体は浮くように出来てっから、生きてようが死んでようがもがかなければ浮かぶんだよ。ジタバタするから沈むんだって」
なんだか生きにくさを感じる時に、この映画を思い出したい。
私にもいつか同じ星の人が見つかるといいな。